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執筆者の写真Tenjin Masajii

10月クラブ宿泊ライドin奈良2024

奈良1泊2日宿泊ライド


幹事 後藤:浅井


・期日   2024年10月12日(土)~13日(日) 1泊2日

・集合   近鉄大和八木駅 

      9:30集合 9:50出発

      電車輪行組 近鉄大和八木駅    午前9:22着  

      自動車輪行組 サンホテル大和郡山 午前8時出発

・行程 【1日目】橿原~飛鳥~やまのべエリア 約50㎞

    【2日目】大和郡山~ならまちエリア~平城宮跡 約40㎞


・参加者 石綿 澤田真也 優子 鬼頭 宮本 真知 吉川 中村 豊福 盛久 浅井 

 (敬称略)   後藤 以上12名  ゲスト宇陀さん 高橋さん 坪田さん



【全体報告】

『あおによし 奈良の都は咲く花の 匂ふがごとく 今盛りなり』と万葉集に謳われた古都奈良への初めての観光宿泊ライドでした。

2日間秋晴れの中、少し汗ばむような陽気でしたが全員大きなケガもなく無事に今年度の宿泊ライドを終える事が出来ました。今回のような観光地である街中ライドはとても我々だけではコース設定は難しく地元の宇陀さんのきめ細かなコース取りのおかげでストレスなく二日間を終える事が出来たと思っています。

この場を借りまして『宇陀さん!ほんとにありがとう!!😀🤩😍』

またチーム『風輪花』高橋さん、坪田さんお付き合いいただきありがとうございました!




【1日目】晴れ 27℃前後


自動車組、電車組それぞれが時間通り、大和八木駅に集合。2日間の案内を引受けていただいた宇陀さん、同じグループのリーダー高橋さん、坪田さんを紹介して9:45分、さあタイムトラベルに出発です。5分ほど走り今井町へ。



見学前に宇陀さんおすすめ大和名物『だんご庄のきな粉だんご』をいただく。140年前と変わらず手作りで口の中でもそれがわかる。今井町は元々一向宗門徒による城塞都市であり、その後商業の町として栄えた。情緒溢れる民家の佇まいを見学後、昼食場所の明日香村へ。



行楽シーズンの三連休となれば予約も断られる事も多く11時ならOKという事で早めのランチとなる。まあ皆さん4,5時起きだから異論なしという事で。昼食は明日香の郷土料理にこだわった『めんどや』の飛鳥セットをいただく。

食後、いよいよ明日香村のポタリング開始です。黄金色の稲穂が眩いばかりの田園風景の中を走るのはとても贅沢な気がします。

















まずは謎の石巡りの主役石舞台です。誰かのお墓なのですが蘇我馬子の墓との説が有力との事。およそ1300年前の人がいったいどうやってこの巨岩を運んだのか、不思議です。その後、稲渕棚田の案山子群を通り抜け、ジェットコースターのような道をかっ飛び、キトラ古墳壁画体験館『四神の館』へ。本当にちょっと見で後ろ髪を引かれる思いで退館。次回は是非家族で。その後はさらにミステリアスな四体の猿石、鬼の俎、鬼の雪隠、亀石を見学。猿石以外は野山にあればただの変な巨岩…。伝説があれば古代ロマンにふける。それにしても暑さで皆さんお疲れ気味なので今西誠心堂の吉野の葛を使ったくずバーを食べて小休止。





さて15分ほど走り藤原京へ。平安京、平城京に比べればあまり知られてはいませんが大和三山(耳成山、畝傍山、香久山)に囲まれた自然豊かな情景が当時のままのようで奈良の魅力を感じました。因みにわずかに16年の都でしたがこの時代に初めて『日本』が使用されたとの事です。咲き誇るコスモスも素敵でしたね。時間が押しており橘寺、飛鳥寺を眺め、本日最後の大神神社へ。我が国最古の神社と言われご神体は裏に鎮座する三輪山です。日本らしい八百万の神としての考え方ですね。



16時過ぎに参拝を終え一路本日のお宿『サンホテル大和郡山』へ。予定通り17:15分到着し、18:30に食事会となりました。宇陀さん、風輪花のお二人も参加され、飲み、食べ放題3700円コースを充分に元を取り、賑やかな宴会は21時ごろ散会となりました。お疲れ様でした!




◆1日目の行動をまとめていただきました ※制作 宇陀さん


【2日目】晴れ 28℃前後

本日も秋晴れ。朝はとても心地よい気温で半袖でも充分ですが日中は結構暑くなるような気配です。このホテルは市内よりやや外れていますのでインバウンドブームの中でもサイフに優しい1泊6,500円。しかもモーニング付きでした😀昨晩の暴飲暴食を意図もせず全員予定通り7:30分出発。大和郡山城に向かいます。ここは26年の大河ドラマの主人公秀長(秀吉の弟)の居城でもあります。転用石としての『逆さ地蔵』もありましたね。






次は市内中心部の『こちくや』で金魚すくい体験です。愛知県では弥冨が有名ですが金魚養殖だけでなく全国金魚すくい選手権が催されるなど金魚の町としても売出し中です。全員3ポイ(ポイとはすくい網?の事)で破れるまで何匹救えるか。皆、童心にかえりチャレンジ、見事、21匹をすくった豊福さんがトップでした。最下位は1匹だから達人ですね。終了後は甘味処三か所目、秀吉への献上菓子で有名な本家菊屋で一服。いよいよ大混雑が予想されるならまちエリアへ。走る道は主に秋篠川沿いを通る京奈和自転車道です。その名の通り、京都嵐山から奈良を抜け和歌山港に至る全長約180kmのサイクリングロード。是非皆さんと京都から走りたい!




途中、薬師寺、唐招提寺を門前見学のみで終え,11:10に予約している昼食場所『鹿の子』へ。

向かう道は、宇陀さんの本領発揮で観光地の喧騒を避け、地元住民の暮らしを感じる街並みを通るとても我々では経験できないコースでした。予定通り11時過ぎに到着。既に満席お断りの看板。三輪素麺のセットでしたが今日は無理を言ってにゅう麺ではなく冷たくしていただきました。さて、これからは予定では東大寺南大門前の駐輪場に駐輪後、周辺を見学予定でしたが下見時よりはるかに多い観光客で自転車を引いては歩くことも一苦労。志賀直哉生家、浮御堂、猿沢の池、興福寺を周り、早々に退散し平城宮跡エリアへ直行。昨日とは打って変わり全く違う顔の古都奈良を体験し、やはり自転車族は明日香村をポタリングがいいかな😉

向かう途中でハプニング!なんと宇陀さんの靴がビンディングから外れない😱😭帰路お疲れさまでした!平城宮では、朱雀門広場から平城宮の正門朱雀門を右手に見て、近鉄線を亘り、大極門から第一次大極殿へ行き見学。その後、遺構展示館に向かい見学です。広い平城宮エリアは自転車が力を発揮しとても効率よく回る事ができました。広大な史跡に平城宮の面影を感じる中、今なお、復元整備が進行中で不思議な雰囲気を感じる空間でした。1泊2日の奈良観光もこれにて終了。皆さん暑さもありお疲れですが、大和西大寺16:21発に間に合わせるべく平城宮を15:30頃出発。自動車組は、大和西大寺駅で別れホテルの駐車場まで夕日に向かってラストラン。無事駐車場に予定通り到着、あとはそれぞれの自動車で家路に向かいました。




2日間に亘る奈良ライドですが、一番お疲れなのはナビゲーターの宇陀さんだと思います。ありがとうございました‼❣ また当初の行程表通りに計画を進める事ができましたのも参加の皆さんのご協力によるものであり感謝申し上げます。ありがとうございました!

幹事 後藤:浅井


文責:後藤雅彦



◆2日目の動画です

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